島根県言語聴覚士会とは
島根県言語聴覚士会 は、山陰言語聴覚士協会に属する支会のひとつです。
山陰言語聴覚士協会は、山陰に在籍する医療、福祉、教育の業務に携わっている言語聴覚士を中心に構成された職能団体です。協会の活動の歴史は古く、昭和59年、有志6名によって、山陰聴能言語士会という会名で、集会が始められるようになりました。会員数増加とともに、平成7年には支部制が導入され、会は、島根県支部・鳥取県支部 の2つの組織に分かれました。
平成15年度からは、それぞれが島根県言語聴覚士会、鳥取県言語聴覚士会として名前を変え、会全体の名称も、山陰言語聴覚士協会 となりました。
平成23年に山陰言語聴覚士協会は、一般社団法人化されました。
島根県言語聴覚士会には、119名の言語聴覚士が入会しています。
ー平成24年9月10日現在ー
主な活動内容は下記の通りです。
①学術講演・講習会 ・鳥取県士会と合同開催
様々な分野から毎年、主に外部の講師を招いて学術講演会を開催しています。開催領域は、発達の遅れ、失語症、高次脳機能障害、音声障害、栄養・嚥下障害食、歯科・口腔内ケア、構音障害、摂食嚥下障害 など、多岐にわたります。招へい講師も、リハビリテーション科医師、内科医師、小児科医師、歯科医師、看護師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、調理師、栄養士 など 非常に多彩です。
このうち、高次脳機能障害、摂食嚥下障害については毎年、学習会を開催しています。
②定例学習会
グループ討議による さまざまな症例の報告・検討 等を行なう 定例の学習会 です。特別の企画として、外部講師による講義・講習を行なうこともあります。
昭和60年以来続いてきた長い歴史のある学習会です。
・ この会は、島根・鳥取 各県 別に開催されています。
島根県では県内各地を会場に、偶数月に(年5回)、開催しています。
会員の日常的な学習、また相互の情報交換と交流の場 となっています。
※鳥取県言語聴覚士会 会員も自由に参加ができます 。
③新人研修会 ・鳥取県士会と合同開催
原則的に臨床経験4年未満の新人の言語聴覚士を対象に、島根・鳥取合同にて、例年、毎年10月に開催される合宿形式の研修会です。
日本言語聴覚士協会 生涯学習プログラム「基礎講座」も開催されます。
④中堅者研修会 ・鳥取県士会と合同開催
臨床経験4年~8年の中堅者言語聴覚士を対象に、島根・鳥取合同にて、冬季に開催される1日日程の研修会です。
⑤新人懇親研修会 (・三瓶夏季新人研修会)
就業1年~3年の新人言語聴覚士(島根県言語聴覚士会)を対象に、一泊二日宿泊形式で行われる懇親研修会です。例年、毎年9月初旬に開催されてきました(平成24年度からは、6月定例会をはさんで開催される会 となります)。 全体で行なうリクレーション・懇親会などの親睦活動に加え、各就業年数に応じた教育研修も行なっています。
⑥地域保健福祉 活動
島根県言語聴覚士会では「地域保健福祉推進委員会」を設立し、以下の会・事業等に対し、参加
または委員派遣等を行なうなどして、地域に密着した 保健(医療)・福祉活動 を推進しています。
●島根リハビリテーション研究会
●島根県介護予防評価 支援委員会
●しまね高次脳機能障害リハビリテーション講習会 実行委員会
●国民医療推進協議会
「地域保健福祉推進委員会」に おいては、その他、
○調査部会
1 失語症・高次脳機能障害
2 小児聴覚発達
3 構音障害
4 摂食嚥下障害・口腔ケア
5 老人保健施設・介護保険サービス
6 言語聴覚士養成校
○同小児(小児聴覚発達)領域 特別支援 委員
を 組織として 立ち上げています。
⑦その他
■ 重要かつ最新の情報 のすみやかな発信、ならびに全体での共有を行なう
通信システム として
●会員所属施設 連絡網
●会員一斉メーリング受信網
●島根県言語聴覚士会 HP を 整備しています。
このうち、
島根県言語聴覚士会 HPにおいては、
*会員からの相談
*一般の方からの相談
・さまざまな疾患・障害 についての問い合わせ
・言語聴覚士の仕事、資格制度、養成
ついての問い合わせが行える機能を 整えています。
また県内に2校ある言語聴覚士養成校のニュースを掲載しています。
■ 県内に4つある 失語症友の会 における活動において
該当する地域の島根県言語聴覚士会 会員による 参加・支援 を 推奨
しています。